2020年05月04日

 デッサン

背中の描写 ~ 豊かにモノをいうところ!

またもや半年、HPを放置しておりました!

コロナで時間が出来たので再開します。ホントにモデル活動やその他の美術活動で忙しくて、昨年の10月に下書きで書き溜めていたものからトロトロと再開しますね。

 

まさに教科書通りの背中。骨盤から立ち上がる脊柱起立筋、そして仙骨の形もバッチリ。

これを描くときに少なくとも、この姿から肋骨のカタチが思い出されるならば、プロポーションを間違えることなく描けることでしょう。

銅が長すぎたり、短すぎたりは初心者さんにはよくあることですが、肋骨と骨盤がどのようにかみ合ってこの 形を形成しているのか。

骨格模型をお持ちの方は模型を動かして確認してみましょう。

 

たまに居てますね~、このような背骨の出方! 女性ですけど。

女性には、また男性でも極端に痩せた人にはこのように胸椎のすべてが出て頸椎とつながって見えることがあります。
ただしこのようにうつむいた時、です。肩甲骨、そこにははまっている上腕骨、視認できますね。
こんなに痩せてても僧帽筋の峰は出てますから、大きな筋肉なのです、僧帽筋は。

 

写真家!,よく撮ったなあ~

 

女性には、胸椎は凸に、腰椎は凹に。これほど胴体は痩せているのにお尻だけふくよか。これぞTHE女性のカタチ。

背中は描くところないという人が居てますが、ここは表現できる場所が多い、表現者には美味しい場所なのです。